■2009年11月15日(日) 昔から”風待ち、潮待ち”の良好として知られた港町、下津井。北海道でとれたニシン粕やかずのこ、昆布などを満載した北前船が寄港したり、金毘羅参りや四国八十八か所めぐりを行う人の渡海港として賑わいました。本瓦葺きの屋根や土蔵に昔の面影を見ることができます。風情のある外観の蔵はニシン蔵だそうです。 田之浦港の近く、田土浦坐神社(たつちのうらにましますじんじゃ)へ。下津井では、どこからでも瀬戸大橋が間近に見えます。
長い石段 |
田土浦坐神社への石段からの眺め |
観音寺 下津井港〜田之浦港までそれほど広くはないのですが、神社仏閣がたくさんあります。石段を見ると登りたくなるのが旅好きな者のショウブンかも・・・。 てくてく歩いてお寺にたどりつくと、立派な松が出迎えてくれます。観光客の多い賑やかなお寺とはひとあじ違う静けさ。ありがたい、ありがたい。この地区の神社仏閣からの風光明媚さは◎。ここ観音寺の整った青い松の境内と大きな鐘楼、そして瀬戸内海の眺望、良いですね〜。 南には瀬戸大橋、北西には、恐怖の空中サイクリング(スカイサイクル)やサンバ♪でおなじみの大人気ブラジリアンパーク 鷲羽山ハイランドが見えるのであります。素晴らしいじゃあ〜りませんか。 |
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四柱(よはしら)神社 急な階段を登ることになりますがやっぱり登りたい。行きは良い良い、帰りは・・・。下りるほうがこわいです。境内からの眺めはバッチリ。本鈴(?)の隣の小さい鈴なりの鈴がかわいらしくて思わずパチリ。 |
昔ながらの面影を残す蔵の景色があちこちに。狭い路地も特徴です。猫によく遭遇します。下津井の猫>>
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下津井に関する様々な資料が展示されているむかし下津井回船問屋。 昔の座敷や台所などを再現した母屋には、当時の道具が展示されていたり、レトロ感があふれています。館内には下津井節(たぶん・・・)が流れていて、視覚的にも聴覚的にも”下津井”満載です。 古いタンスを見て、「実家にもこういうのあるなぁ」などと思ったり。 母屋以外に、お食事どころや瀬戸内の海産物や加工品などのお土産の店などもあります。見る・知る・食べる・休むといった下津井観光の中心どころですね。 |
階段の途中にたこつぼ |
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蔵ほーる お食事できます。 |
夏祭りの模型、立版古(たてばんこ) からくり仕掛けで動いていました。 |
シンボル |
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まだかな橋欄干の親柱 北前船で賑わっていた頃、夕暮れになると中波止の橋のたもとから船乗りたちに「まだ(遊郭にあがらん)かな」と声をかける婆がいて、いつからか「まだかな橋」と呼ばれるようになったとか。この親柱は、湾岸道路建設の際に下津井港が埋め立てられるまで橋の欄干に用いられていたそうです。 |
祇園神社。ウバメガシの木など、「緑が多い」というのが第一印象でした。点々と建っている句碑も目立ちます。
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下津井共同井戸群(倉敷市指定史跡) 貴重な水を求めてたくさんの船が寄港したとか・・・。 |
下津井ふれあい公園 |
公園に埋め込まれている貝のオブジェ |
公園に埋め込まれているヒラメ(?) |
公園に埋め込まれているヒトデ |
浮き草と金魚 |
下津井名物 干ダコ |
下津井港から田之浦港まで何度も行ったり来たりしてみました。狭い路地を歩きながら、「ここはさっきも通ったな・・・」とか。とにかくよく歩きました。タコ飯食べればよかった・・・。 |