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真鍋島 in 岡山県笠岡市

■2009年11月9日(月)
約30の有人無人の島が連なる瀬戸内の笠岡諸島。その中の真鍋島へ行ってきました。笠岡港から高速フェリーで約45分、人口300人余り、半農半漁の穏やかな島です。
真鍋港到着
真鍋港に到着
真鍋港乗り場
ゆらゆらした足取りで真鍋島上陸
花でいっぱいの保育園
花でいっぱの保育園
フェリー待合室の中のポスター ハガキ拡大 (写真左)フェリー待合室の中のポスター。猫の島という噂に違わず、早速猫ちゃん登場。
(写真右)ハガキの部分拡大。国指定天然記念物“カブトガニ繁殖地”笠岡市らしくカブトガニの切手。猫の文章に思わずゆるんでしまいます。


”ゆったり時間”をお探しのみなさま

 路地裏歩いて まったり
 海の幸に ほっこり
 目と目があって にっこり
 島人とねこの織りなす
 「ふるさ島(とう)」時間が
 名物なんぢゃ。
 遊びにきねぇや。
 島ねこ 猫シマ尾

細い路地 細い路地 このまちの特長、レトロ感あふれる細い路地。猫に会える確率大。猫特集>>
細い路地の猫たち
真鍋邸 ホルトの樹 (写真左)真鍋邸
島の有力者として栄えた真鍋氏の邸宅。国の登録有形文化財に指定されています。
(写真右)ホルトの樹
真鍋邸の中にある樹齢250年といわれる大樹。神々しさを感じます。(市指定天然記念物)
円福寺円福寺の階段左の瓦の埋め込み円福寺の階段右の瓦の埋め込み 延暦14年(795年)に弘法大師が開いたと伝えられる真言宗の古刹、円福寺
境内までの階段の左右に、しゃちほことか瓦が埋め込まれています。
真鍋中学校の木造校舎 昭和59年、映画「瀬戸内少年野球団」(故夏目雅子さん主演)のロケ地となったことで有名な真鍋中学校の木造校舎。(昭和24年に完成)
真鍋島はちょくちょく映画の舞台になっているそうですが、映画に疎い私はタイトルを聞いても知らなかったりするんです・・・。

天神社 天神社 港を見下ろしながらてくてく歩いて天神社へ。誰もいない山道はちょっと心細かったけど、田舎育ちのワタクシ、途中で引き返すわけにはいかぬと、まだかまだかと思いながら上へ上へと歩いているうちに無事到着。道中はどんぐりがいっぱいでした。神社は、ひっそりとこの島を見守っておられるような雰囲気。その先にあるという天神鼻展望台へ。
どんぐり 天神鼻展望台 天神鼻展望台から真鍋港方面

せっかくなので主要な見所は回らなきゃと思い、ふれあいパークへ。天神社から行けたのかもしれないけど道がよくわからず、いったん下山(?)。そして民家の間の細い道を辿り、短い時間で身につけた方向感覚に頼りながら畑のそばの山道を上へ上へ。途中、貝殻の門(?)に遭遇したりみかんの木を見ながら、まだかまだかと思いながら・・・。ようやく辿り着きました!きれいなお花が咲いていましたよ〜。
貝殻の門 ふれあいパーク ふれあいパーク
ふれあいパーク ふれあいパーク アスレチックの遊具なんかもいろいろありました。親子連れで来るにはいいですね。けど、この日はひとけもなく、私のための貸切状態という感じでした。トイレには新しいお花が挿してあったので、ちゃんと管理されている様子がうかがえました。花の島として知られる真鍋島らしさが感じられます。
とこのはな公園 とこのはな公園 ふれあいパークから再び下山して、港の前を通り、今度は今までとは逆の東方面へてくてく歩き、とこのはな公園へ。山育ちの私はいまだに海が珍しく、真鍋港に出入りする船をホワ〜っと眺めていました。
このあたりは、昔、幽鬼の浜と呼ばれていたそうで、それにまつわる怪談話の碑があります。

随分よく歩いたなぁと思いながら、さらに八幡神社へ。急な階段を見上げて一瞬ひるむものの一息ついてぼちぼち登りました。途中に鳥居があり、まだまだ・・・と思って左を見ると八幡神社が見えました。(上のほうには別の神社がある様子)
八幡神社 八幡神社
八幡神社 本殿の鈴
本殿の鈴
狛犬に鈴
狛犬に鈴

馬に鈴
馬にも鈴
狛犬の首に福鈴が一対(金と銀)、付いていました。よく見ると馬の首にも鈴♪
門にも本殿にも、一対の鈴があります。それぞれ鳴らしてみました。
5月には走り神輿(市無形民俗文化財)で賑わうそうです。


神社奥の精悍な顔つきのタカ
     神社奥の精悍な顔つきのタカ

海を眺めながら山道を、細い路地を、歩き、猫と戯れ、半日がすぐに過ぎました。そういえば車が通っているの、見なかったな・・・。バイクと自転車は見かけたけれど。都会暮らしの人が喧騒を離れてのんびりするにはともかく、多くの地域が抱えている高齢化や過疎の問題はこの真鍋島も例外ではないようです。今度訪ねた時、「また来て良かった。」と思える島であり続けてほしいと思います。

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