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■2009年(平成21年)4月5日(日)
春です。桜です。御神幸(ごしんこう)です。 毎年4月の第1日曜日に宗忠神社のお祭り「御神幸(ごしんこう)」がおこなわれます。前日は雨で天気が心配でしたが、この日を祝うかのように春うららの陽気となりました。岡山市街地の大通りを、古式ゆかしい衣装をまとった大行列が通るさまはみごたえがあります。第一陣から第五陣までその数約1,000人。途中で信号待ちになり、行列が途切れ途切れになるのですが、ホントに長い長い行列です。陣長を筆頭に、祓主兼前駆、御鉾、御弓箱など、いろんな役割の方がそれぞれの衣装で練り歩きます。(説明書を見ないと覚えられない・・・。ちゃんと勉強しとけばもっと違った見方ができるかも。)太鼓や笛の音色もお祭り気分を盛り上げます。 |
【宗忠神社リーフレットより】 宗忠神社『御神幸』は、明治18年(1885)、ご祭神の宗忠大神(黒住宗忠さま)のご生誕の地(岡山市上中野、通称・大元)に宗忠神社がご鎮座されたのを記念して、翌19年3月、ご祭神が在世中奉仕されていた今村宮(池田藩の守護神社)へのご鎮座奉告にあわせて神恩に感謝するとともに世界の大和と万民和楽を祈って御神霊を遷した御鳳輦(ごほうれん)の渡御(とぎょ)を行ったのが始まりです。その後、この行列の市中巡幸の熱望に応えて、明治24年より名園・後楽園を御旅所とする岡山のみ祭りとなりました。この行列は御鳳輦を中心に1000余人1キロにわたる絢爛華麗な時代絵巻を繰り広げ、天満囃子(大阪)・阿波踊り(徳島)・傘踊り(鳥取)・よさこい鳴子踊り(高知)・今治おまつり音頭(愛媛)などの奉賛民芸陣の参加もあり、岡山の春を彩る行事として親しまれています。 |
子どもみこしも大はりきり |
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この橋(鶴見橋)を渡ったら御旅所の後楽園です |
阿波踊りを踊りながら後楽園へ。(写真左) 後楽園内では御旅所の儀がおこなわれます。(今回は入場しませんでした。またの機会に・・・といっても年に1回しかないのですが・・・。)華やかなおくるまもちょっと一休み。(写真右) |
周辺では岡山さくらカーニバルがおこなわれており、朝から大勢の人で賑わっていました。3/21には開花宣言が出されましたがその後寒くて、まだ七分咲きくらいかな。近くには岡山城もあります。 |
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宗忠神社は岡山市中心部近くにあります。いつ行っても落ち着けます。(写真左) 後楽園を出発し、帰路に着きます。岡山の中心的商店街である表町商店街の中へ。(写真下)
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午前8時に御発輦(ごはつれん)、10時30分に御旅所(後楽園)御着、12:45分に御旅所御発、そして午後3時に御還御(ごかんぎょ)。宗忠神社にきれいな陽光が差していました。宗忠さまもお慶びです。 |
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