■2010年5月19日(水) 特別天然記念物・秋芳洞。秋吉台の地下100m、東洋屈指の大鍾乳洞です。「秋芳洞(あきよしどう)」は大正15年、昭和天皇(当時皇太子)が探勝になり、その名前を賜ったそうです。洞内の観光コースは約1km(総延長10km)、温度は四季を通じて17℃です。一歩足を踏み入れるとそこはまるで別次元のようでした。「この世のものとは思えない」光景に驚きました。最初、視界にとびこんでくる暗い中にも荘厳な空間と、流れる水の轟音に恐ろしさを感じてしまったほどです。 秋吉台・秋芳洞観光サイトのホームページ
秋芳洞入口までお店が立ち並びます |
秋芳洞入口へ 入場券売り場があります |
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※ラムサール条約 1971年イラン、ラムサールで開催された国際会議において動植物の生息地になる重要な湿地を国際的に保全し、活用することを目的に条約が採択された。 禅師かっぱ(現地案内文より) 正平9年(1354)旱魃に苦しむ村人を救うため、秋芳洞で雨乞祈願をされた寿円禅師と行を共にしたかっぱを禅師かっぱと呼び、大願成就の守り神として語り継がれてきました。 |
土産物屋さんは石がいっぱい |
秋芳洞入口 洞から滝のように流れる水。ゴーゴーという水音が凄かった。 |
入口まで杉木立を歩きます 入口はすぐそこ |
いよいよ足を踏み入れる・・・ |
身代観音 |
竜ヶ淵 なんかスゴイ・・・こんなの見たことない。 |
洞内から来た道をパチリ。洞に足を踏み入れるとそこは異次元。ちょっとコワくて引き返しそうな気に。行こかもどろか。 |
青天井から長淵 「お〜っ!」という声が響く。 |
百枚皿(ブレブレ・・・) |
百枚皿アップ |
百枚皿あたり 小・中学生の集団 |
岩があって川が流れ・・・地下にこんな景色があるなんて |
大松茸 |
すぼ柿 |
照明が神秘的なコントラストを |
蓬莱山 |
傘づくしのあたり ツアーや小・中学生の団体が足を止めて説明を聞いていました |
岩のつらら?傘づくし 千町田 |
空滝 |
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幽霊滝 |
上を見上げると岩。ここは何処・・・ |
黄金柱 |
蘇鉄岩 猿すべり |
岩窟王 |
大仏岩 |
石灰華の滝 |
無名観音 くらげの滝のぼり |
マリア観音 |
岩屋観音 |
五月雨御殿の屋根から落ちるしずく |
前日から雨とあって、洞内の水の量も増していたようです。広い洞窟に、岩、川、奇岩etc. これまで見たことのない世界に驚きっぱなしでした。やっぱり体験してこそ!です。 |
地上へ出よう・・・ |
エレベーターが見えてきた |
洞内からエレベーターで地上に出られます。う〜ん、大自然と文明の融合。エレベーターには、○階という表示ではなく、○mという表示がありました。秋芳洞(エレベーター口)から秋吉台(エレベーター口)まで80mです。 |
秋芳洞からエレベーターで地上へ。少し登っていくと展望台に着きます。そこで目にしたのは、日本最大のカルスト台地で国定公園、特別天然記念物の秋吉台。大きなスケールの自然を体感しました〜。
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まだ雨模様でしたが、ここで見る景色も今までに見たことのない光景でした。地下と地上で、自然の偉大さを実感。 秋吉台の石灰岩は3億年の昔、海の中でサンゴ礁だったとか。石灰岩が雨水に溶けて独特のカルスト地形をつくった・・・壮大な自然の営みに脱帽・・・。訪れることができて感謝です。 |
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